新卒の薬剤師求人の状況

大学生の就職活動の時期が年々早まってきていた近年ですが、最近になってこの状況に憂いを感じた政府が就職活動のスタート時期を規制するという
ニュースが耳に入ってきました。
これが実行をされるのは来年か、再来年かまだ定かではありませんが、年々就職活動が早くなってきたという背景にはそれだけ就職をするのが難しくなってきた
という事があるからです。

大学生の就職率が80%どころか60%にも満たないという状況の現状ですので、こうして就職活動が前倒しになっていくのは仕方がないと思ってしまうのですが、
その状況は文系、理系を問わずに就職難となっていて、それは国家資格を得る事の出来る薬学部にも波及をしてきています。

大卒の薬剤師求人は残念ながら世の中の状況に比例をして現在のところは減少をしています。
しかしこの現在の所というのが、薬剤師独特の状況と言っても良いかと思うのですが、新卒の薬剤師求人はこの先、上がって行くだろうと期待をされています。

それは薬剤師の資格を得る為の国家試験受験資格が6年制の薬学部を卒業した者に限られるという制度に移行をしたからです。

今までは薬剤師になる為の薬科大学は4年制でしたが、現在では6年制と4年制のふたつの学部があります。
4年制の学部を卒業した場合には、薬剤師の国家試験の受験資格は与えられません、与えられるのは「薬学部の卒業」という称号だけです。
そして薬剤師になるためには6年制の学部を卒業し、なおかつ国家試験に合格をしなければならなくなったのです。

これによってこの先、薬剤師自体の数が減少すると考えられているのです。
それでもこれからますます高齢化を迎える日本では病院の数が減っていくとは考えられませんので、病院での薬剤師の必要数というのは変わる事はないのです。

そうした事を考えてみると、今現在は新卒の薬剤師求人は少なくなってますが、この先そう長くない時期に薬剤師求人は増えるだろうと考えている人はたくさんいるのです。